現地発!ヤンゴン市内観光・現地格安・日本語ガイドツアー($74)体験記~ローカル屋台にも行ったよ~

ヤンゴン現地発のオプショナル市内観光ツアーに参加してきました。「日本からのパッケージツアーではなく、ある程度自分で旅行をアレンジしたいけど、観光名所は効率よくまわりたい!」そんな人におススメの現地ツアーでしたよ。

ツアーでは観光名所だけでなく、一人ではちょっと入りにくいローカル屋台でミルクティーも飲むことができました。

この市内観光ツアー、昼食やミルクティー代も入って一人あたり74ドル。日本語ガイドで、しかも1日楽しめて、この値段はとってもお得な気がします。

それでは、現地発!ヤンゴン市内観光・現地格安・日本語ガイドツアー($74)、徹底的にご紹介しますね。

※催行会社:おはようミャンマー https://www.ohayomyanmar.com/?lang=ja

ヤンゴン市内観光のスケジュール

体験記の前に、今回参加したヤンゴン市内観光の概要です。ヤンゴンに来たら、すべての人が行くであろう「シュエダゴンパゴダ」と寝釈迦仏で有名な「チャウッタージーパゴダ」もしっかり入ったスケジュールになってますね。

ホテルピックアップ(9時)…ガイドさんが宿泊ホテルのロビーまで来てくれます。

シュエダゴンパゴダ…ヤンゴンでもっとも有名なパゴダ、金ピカですよ!

シュエダゴンパゴダ

アウンサン博物館…アウンサンスーチーさんのお父さんについての博物館。

チャウッタージーパゴダ…寝釈迦仏で有名なパゴダ。

チヤウッタージーパゴダ

ランチ(12時30分頃)…イギリス植民地時代の建物を改装したレストランで、ミャンマー料理。

アウンサンマーケット…お土産を買いましょう。

ローカルミルクティーのお店…甘~いミルクティーを体験。

ローカルミルクティー

ダウンタウン(マハバンドゥーラ公園)…イギリス植民地時代のきれいな建物と街の中心にあるスーレーパゴダを見ます。

ホテルにて終了(17時)…お泊りのホテルまで送ってくれます。

ヤンゴン市内観光体験記

さあ、ここからは実際のツアーの様子を体験記でご紹介します。ヤンゴン観光をしているつもりで読んでくださいね。

※ツアーの内容は人数や曜日によって変更になることがあります。

9時 ホテルピックアップ

朝9時、ガイドのタンさんが、宿泊しているホテルまで迎えに来てくれました。今回、私は小さなゲストハウスに宿泊していましたが、ゲストハウスでももちろんお迎えありです。

その日の人数に合わせた専用車で市内を観光します。1ー2人参加の場合はセダンタイプの車ですね。

車内はとっても清潔でした。

お水と足ふき用のウェットティッシュも用意してくれます。ミャンマーは暑いので、お水サービスは助かります。それから、お寺には素足で入らなければならないのでウェットティッシュのサービスもありがたいです。

最初の目的地、「シュエダゴンパゴダ」へ行く間、ガイドのタンさんが車の中から見える景色について、色々と説明してくれました。

「あちらに見えるのがヤンゴン市庁舎ですよ~」

といった感じ。

タンさんは風景の説明だけでなく、ミャンマーやヤンゴンについての豆知識なども話してくれましたよ。ヤンゴンではバイクが一切見当たらないのですが、実はバイクの乗り入れが法律で禁止なんだそうです。

東南アジアというと、バイクがあふれている風景を思い浮かべる人が多いと思いますが、ヤンゴンは禁止だったとは!

絶対行きたい!シュエダゴンパゴダ

私の宿泊していたゲストハウスから15分ほどで、シュエダゴンパゴダに到着しました。ヤンゴン観光では誰もが必ず訪れる場所、シュエダゴンパゴダです。

パゴダに入るときは靴を脱がなければなりません。靴は入口で預かってくれました。

それから、ひざ上の短パンやスカートもNG。今回、私はちょうどひざ下のスカートだったので、問題なし。

でもね、ミニスカートで来てもご安心あれ。パゴダでロンジーという現地の人が巻いているような腰巻を貸してくれます。タンさんもロンジー着用です。ロンジーを巻いてみたい人は、あえて短いズボンやスカートで来るのがいいかもしれませんね。

そうそう、写真撮影禁止だったので、写真はないのですが、シュエダゴンパゴダへ入るときは、空港のような荷物チェックがありました。宗教的な建物なので、爆弾など持ち込まれては困るからだと、タンさんが説明してくれました。

荷物検査を通り抜けたら、エレベーターで上へ行きます。シュエダゴンパゴダは東西南北4つの入口があって、階段の参道でも上へ行けますが、エレベータも完備。

内容盛りだくさんの市内観光なので、ここはサクッと南のエレベーター利用です。

エレベータを降りて、渡り廊下を進むと、私たちを待ち構えていたのは菩提樹。立派ですねー。

そして、いよいよ光り輝くパゴダとご対面。

パゴダを見た瞬間、「おぉ!」と言いたくなってしまう。

タンさんはここで、サングラスを装着。パゴダは金ピカなので、めっちゃまぶしいのです。

こちら、有名な曜日ごとのコーナー。ミャンマーには、水曜日を午前と午後に分けた八曜日があり、ミャンマーの人は自分が生まれた曜日をみんな知っているそう。そして、自分の生まれた曜日の場所でお参りするんだとか。

年齢+1、お水を仏像にかけてお参りするのですが、シュエダゴンパゴダでは省略。後から行く、チャウタッジーパゴダで体験しましたよ。

こちらは子宝祈願の梵天様。右の赤ちゃんの像に金箔をはると男の子を、左のハスの花にはると女の子を授かるそう。金箔はパゴダ内で売っています。

こういった説明をわかりやすく聞けるのが、日本語ガイドツアーのいいところ。

1人で行ったら絶対この子宝祈願スポットは見逃していました。英語ツアーだったら、いまいち説明がわからないだろうし…。

シュエダゴンパゴダの見学は約1時間半でした。説明してもらったことを全部書いたらきりがないので、パゴダの紹介はこのくらいに。

みなさん、実際に参加して、色々話を聞いてみてくださいね。

約1時間半の参拝後は、きれいに足を拭きましょう。シュエダゴンパゴダの入場料にはお水と足ふき用のウェットティッシュが含まれています。

はーい、次の観光スポットへゴーゴー。

アウンサン博物館でミャンマー独立の歴史を知る

ミャンマーと言ったら、多くの人が思い浮かべるのは「アウンサンスーチーさん」ですよね。シュエダゴンパゴダの次に訪れたのは、アウンサンスーチーさんのお父さん、ミャンマー建国の父と言われるアウンサン将軍の博物館でした。

アウンサン将軍が暮らした家がそのまま博物館になっています。

アウンサンスーチーさんもここで、アウンサン将軍と一緒に食卓を囲みました。

アウンサン将軍の蝋人形。質素な暮らしをしていたようです。

この博物館でもタンさんが、わかりやすく歴史の説明をしてくれました。

アウンサンスーチーさんには2人お兄さんがいて、優秀だった2番目のお兄さんは子どものときにこの家の池で亡くなってしまったのだとか。

彼が亡くなる前に最後に書いたノート。

チャウッタージーパゴダで寝釈迦仏を見よう

続いて訪れたのはチャウッタージーパゴダ。ここもシュエダゴンパゴダと並んで、絶対に行きたい場所ですよね。

どどどーん。

わー、写真と同じだ!!!っていうか、写真より迫力があります。

ここでは、寝釈迦仏と涅槃仏の違いを説明してくれました。みなさん、寝釈迦仏と涅槃仏の違いってご存知ですか。

寝釈迦仏は亡くなる前の仏様、涅槃仏は亡くなったあとの仏様。チャウッタージーパゴダは、寝釈迦仏だそうです。

タンさん、写真を撮るのも手伝ってくれました。足の裏~。

先ほど、シュエダゴンパゴダで水かけの体験をしなかったのでこちらでをかけてお参り。

スマホのカレンダーをさかのぼって自分の生まれた日をみてみると、私は木曜日。ネズミさんの日らしいです。

ランチは日本人好みのミャンマーカレー

3か所まわると、さすがにお腹が空いてくる頃に。お待ちかねのランチは、パドンマー(Padonmar)という、外国人でも食べやすいミャンマー料理を提供してくれるお店へ行きました。

こちらのお店、イギリス植民地時代の建物を改装してレストランにしています。

とりあえずお通し的な豆腐揚げ。別料金ですがミャンマービールも注文しちゃいました。ミャンマービールは東南アジアのビールの中では、コクがある感じでしたね。

カンパーイ!

ランチのメニュー

豆腐揚げ、しかくまめのサラダ、ミャンマーカレー2品(今回はビーフとポーク、エビも選べますよ)、空心菜とふくろだけの炒め物、春雨とウリのスープ、バナナケーキとフルーツ、コーヒー or 紅茶

どれも美味しかったけど、私のイチ押しはビーフのミャンマーカレー。ミャンマー料理は油っこいよ、と聞いていたのですが、このお店は外国人向けにアレンジされているので、全然問題なし。決してあっさりではないけれど、濃厚な美味しいカレーでした。

ミャンマーカレーにはまりそうです。

アウンサンマーケットでお買い物タイム

食後はアウンサンマーケットへ。

大きいマーケットで、宝石が充実していました。ミャンマーって、実は上質な宝石がたくさん採れる宝石王国なんですよね。

と、言っても日本人は、なかなか海外で宝石を買おうと思わないはず。私も買う気ゼロ。

そんなわけで、日本語が通じるお土産屋さんへ。ここはクッキーが有名だそうです。買わなくても試食OK!

私はクッキーは買わなかったけど、小さなポーチが1つ3000チャット(約210円)でかわいかったので、お土産として購入しちゃいました。

こちら漆のお店。漆も素敵ですね。東南アジアのお土産らしいです。

マーケット見学後は、マーケット向かいのショッピングモールへも行きました。

このショッピングモールには大きなスーパーがあり、ばらまき土産を買うのに最適だそうです。タンさんのおすすめは、ピーナッツのお菓子です。

ミャンマーミルクティーを飲んでローカル気分!

この風景!ローカル度120%って感じですよね。ミャンマーの男性は、あまーい、あまーいミルクティーを飲んで情報交換をするんだとか。

一緒になって飲んでみたいと思いません?

でも、この現地男性ばかりの空間に、飛び込んでいくのはちょっと勇気がいるし、お腹が痛くなったらどうしようという心配もありますよね。

そこで、このツアーでは、ローカルだけど安全にミルクティーが楽しめるお店へ!

※お店は日によって異なります。

おぉ!おままごとのように小さいテーブル。既に普通のカフェではミャンマーのミルクティーを飲んでいたのですが、こういうところで、ミャンマーの紅茶を体験してみたかったんですよねー。

ローカルのミャンマーミルクティー登場!

ベトナムコーヒーに負けてないくらいに甘いです。でも、ほのかに感じるお茶の苦みがよい。ただの甘い紅茶じゃないです。

みなさん、ミャンマーに来たら、ぜひミルクティーを飲んでみてください。

マハバンドゥーラ公園でほっと一息

紅茶を飲んだ後は、マハバンドゥーラ公園へ。ここからは、市庁舎や植民地時代に百貨店だった建物など、美しい建物を一気にみることができます。写真には写っていないけど、左側にはスーレーパゴダもあります。

赤い建物は最高裁判所。ヨーロッパみたいですよねー。

公園の中にある独立記念塔。ミャンマーがイギリスから独立した証ですね。ツアーのラストスパートという感じで、名所を一気に見てまわりました。

17時 ホテルにて終了

ツアーの解散はホテル。ちゃんとホテルまで送り届けてくれるので安心です。朝9時から17時までたっぷりヤンゴンの街を見て回りました。

このツアー3つのおすすめポイント

  1. 現地旅行会社のツアーなので日本語ガイドなのに格安74ドル!
  2. シュエダゴンパゴダとチャウッタージーパゴダへ
  3. 観光地はもちろんローカル体験もあり

このツアー1つ目のポイントは何と言っても値段だと思います。最近注目の国とはいえ、まだまだ旅行者が少なくツアー代金が高いミャンマーの市内観光ツアー。ランチ込みで74ドルは格安ですよ。(74ドルは2名様以上で参加した場合の1人あたりの料金です。ツアー参加者が1名様のみだった場合、2名様分の料金になります。)

2つ目のポイントは、きっちり主要な観光地「シュエダゴンパゴダ」と「チャウタッジーパゴダ」は押さえているということ。絶対見逃せないですよね。

そして、最後のポイントは、観光地を押さえつつも、ローカル体験ができるツアーであるということです。まだまだ発展途上のミャンマー、個人でローカル屋台に入ってミルクティーを飲むのは、お腹を壊す可能性がありちょっと心配。でも、このツアーなら、現地ミャンマー人が選んだお店で安心して美味しいミルクティーが飲めますよ。

ヤンゴン市内観光の感想とまとめ

実は、私、今まで海外旅行をするとき、どこの国でも市内観光ツアーって参加したことがなかったんですよね。街中はタクシーや電車、バスなどで自分で移動できることが多いので、個人でまわっていました。

でも今回、ミャンマー市内観光ツアーに参加してみて、「市内観光ツアーは面白い!」と気づいてしまったかもしれません。ガイドさんは、パゴダの説明などわかりやすく説明してくれるし、ちょっとしたジョークもはさんで、楽しい時間を演出してくれます。

もちろん1人でじっくり街を歩くのも面白いんだけれど、市内観光ツアーを利用してみるのも、旅行プランを考える際の1つの選択肢だな、と思いました。

それから、ヤンゴンの場合、絶対行くべきシュエダゴンパゴダとチャウッタージーパゴダが、市内の中心部からやや離れていて個人で歩いて行くのはちょっと遠すぎなんですよね。個人でもタクシーやバスを利用することになるはず。

タクシーは値段交渉やぼったくりなどの心配がありますよね。バスも旅慣れていないと、ちょっと難しいかも。個人での移動の大変さを考えると、思い切ってツアーでまわってしまうのはありかもしれません。

ツアーお申し込みについて

ツアー料金・スケジュール等を確認のうえ、お申し込みください。

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