ミャンマー観光というと、遺跡や寺めぐりを思い浮かべます。でも、毎日、寺ばかりじゃ飽きちゃいますよね。何かショーやパフォーマンス的なものはないか、お探しではありませんか?
ちゃんとありましたよ、操り人形劇(マリオネットショー)が!!
って、操り人形劇…ってなんだか子供だまし的?と、思ったそこのあなた。侮るなかれ、大人でも意外と見ごたえがあるんです。今回は、ミャンマーのバガンにある、操り人形劇ショーを観ながら食事ができるレストラン「ナンダレストラン」を紹介したいと思います。
ミャンマーの伝統芸能「操り人形:ヨウッテ―・ポエー」
ミャンマーの操り人形は、最後の王朝コンバウン王朝時代(18-19世紀)、王が芸能を奨励したことで発展しました。
ミャンマーの操り人形は「ヨウッテー」と呼ばれ、操り人形劇は「ヨウッテー・ポエー」と呼ばれます。ヨウッテーは「糸操り」、ポエーは「祭り」を意味するそうです。
人形のつくりとても複雑で十数本の糸を使用しています。
バガンのナンダレストランのほかには、マンダレーの操り人形劇ショーも有名です。
「ナンダレストラン」で操り人形劇を観たよ
実は、私はミャンマーに着いてから、操り人形がミャンマーの伝統芸能であることを初めて知りました。
ガイドブックで、レストランを探していると、「ナンダレストラン(Nanda Restaurant )」がたまたま目に入ったのです。地球の歩き方には、「ミャンマーの伝統的な操り人形のショーを見られる高級レストラン」と書いてあります。ちょっと面白そう!と思い行ってみることに。
そして、「せっかくならステージ前の席を予約しよう。」と書いてありました。レストランまで行って、「中に入れませんよ」という展開は残念過ぎるので、昼間のうちにレストランへ行って夜の席の予約をすることにしました。
ナンダレストランに15時頃行くと、すぐに受付で予約ができました。18時30分と19時30分の回があるそうですが、私は18時30分を予約。サンセットを見終わったら、すぐにショーを見るプラン。
ナンダレストランでは、操り人形がたくさん売ってましたよ。うーん、お土産にはヘビーな気がしますが、操り人形を買うこともできます。
夕日を見終わって18時過ぎに、レストランへ再び行くと、ガラガラでした。1番前ではないけれど、かなり前方の席を確保。真ん中あたりは団体が入るようです。
開場へ入って感じたのですが、予約をする際に、前の方希望というのは絶対言った方がよさそうですね。後ろだと小さくてよくわかならいと思います。
席についたら食事を頼みましょう。私はチキンカレーにしました。ミャンマーに来てから、ミャンマーカレーがお気に入りだったので。
が、これが失敗。味があんまりしなかった。優しい味と言えば、優しい味だけど、外国人用だったのでしょうかね。
お一人様だったら、ワンプレートに色々のった食事の方がよかったかもしれませんね。他の人のナンダレストランの記事を読むと、まあまあ、味は良さそうです。
時間が近づくとツアー客と思われる人々が次々とレストランに到着し、定刻通りディナーショーが始まりました。
開演後に入って来たグループもあるので、少し遅れても大丈夫みたい。
ショーの最中、基本的には操り師さんは見えないの、時々幕を完全に上まであげて操り師さんの様子も見せてくれます。
リズミカルでエキゾチックなミャンマーの音楽に合わせて踊る人形は、とっても生き生きとしています。大きくジャンプするのは操り人形ならでは。
ショーが終わると、人形が各テーブルをまわり挨拶に来てくれました。
気になる食事代ですが、先ほどのチキンカレーとジュース2杯を飲んで10500チャット(約735円)でした。
1000円前後で食事もできて、ミャンマーの伝統芸能も鑑賞できるなら、旅行中の出費としてはそんなに高くないですよね。
操り人形動画をチラ見せ!
それでは、ちょっぴりナンダレストランの操り人形劇を動画でチェックしてみましょう。
上演中は人形の方に注目しがちでしたが、動画でゆっくり見てみると操り師さんたちの手の動きがプロフェッショナルという感じですよね。
ナンダレストラン詳細
【Googleマップ:Nanda Restaurant 】
電話:+95 9 253 936 662
営業時間:09:30-22:00
公演:18:30, 19:30 ※最新情報はお店で確認してください。
料金の目安:1人10,000チャットぐらいから
シュエズィーゴンパゴダの近くです。合わせて観光すると良いかもしれません。

シュエズィーゴンパゴダ
ナンダレストラン&操り人形劇のまとめ
ミャンマーの伝統芸能「操り人形劇 ヨウッテー・ポエー」。バガンでは遺跡巡りだけでなく、操り人形劇のディナーショーも楽しむことができます。
せっかくミャンマーを訪れるなら、色々な側面からミャンマーという国を楽しみたいですよね。1日たっぷりバガンを楽しみたいなら、操り人形の観劇も旅行プランに組み込んでみてはいかがでしょうか。