【ミャンマー料理】1か月旅して美味しかったものベスト10!

ミャンマー料理って何を思い浮かべますか?日本国内でも気軽に東南アジアの料理を食べられる今日この頃、タイ料理といったら「トムヤムクン」、ベトナム料理といったら「フォー」とある程度、東南アジア料理についての知識ってありますよね。

しかし、タイやベトナム料理は好きなのに「ミャンマー料理は全然思い浮かべられないよ~」という人も多いのではないでしょうか。ミャンマー初心者の私は当然そうでした。

今回の記事では、私が2019年12月に約1か月ミャンマーを旅行して美味しかったものやおすすめのお店など、ミャンマー料理について書いていきたいと思います。ミャンマーグルメを満喫してくださいね。

ミャンマー料理の意味は2つある

私はミャンマーへ行くまで、「ミャンマーという国で食べられる料理=ミャンマー料理」という認識しかありませんでした。

しかし、ミャンマーは135の民族が暮らす他民族国家、民族によって、料理のスタイルや味付けは多種多様です。

ミャンマー東部「シャン地方」のインレー湖へ行って感じたのですが、シャン民族の人たちは多数派であるビルマ族の食文化と自分たちの食文化を区別しているように感じました。シャン族の人たちにとって「ミャンマー料理」は「ビルマ族の料理」を意味しているようです。

というわけで、「ミャンマー料理」という場合、もちろんミャンマーで食べられるすべての料理を指すこともありますが、もう1つには、多数派であるビルマ族のビルマ料理を指していることもあります。

ミャンマー料理について調べて行くと必ず見つかる「シャンヌードル」、これはシャン族の人たちの料理であって、時にミャンマー料理と分けられることもあります。

私はまだミャンマーについての理解が浅いので、この記事ではミャンマーで食べられる料理全て、シャン料理なども含めて、ミャンマー料理としてとらえることにしました。その中で美味しかったもの、印象に残っているものを紹介していきたいと思います。

美味しいものランキングTOP10!

さあ、ここからは実際のミャンマー料理をご紹介。1か月間旅行して、私が美味しいな、また食べたいなと思ったものに順位をつけてみました。

10以上紹介したいけれど、厳選して10品に絞ってみましたよ。10位からいってみましょう!

10位 【オンノカウスエ】ココナツスープヌードル

ミャンマー料理の中では、割とポピュラーな方だと思うのですが、なぜか1か月間ずっと食べないままで、慌てて最終日に空港で食べました。やはりポピュラーなだけあって、美味しい。ココナツミルクのスープが東南アジア料理感出してます。次回は、何回か食べておきたいなぁ、という意味を込めて10位のランクインでございます。

9位 【ひよこ豆の豆腐】カリカリうまうま豆腐

9位にランクインしたのは、インレー湖のあるシャン地方で食べたひよこ豆のお豆腐。大豆よりももっと豆の味が濃いんですよ。サラダも食べたけれど、私は揚げてある方がお好み。ニャウンシュエの町の市場では、豆腐の屋台が出ています。インレー湖に行ったら、また食べたいです。

8位 【ポテトチップス】ジャガイモ感がたまらない

8位はなんとポテトチップス。路上の揚げたてポテトチップスも、レストランのお通しも、スーパーで買ったポテトチップスも、どれもジャガイモの味がスゴイ。スーパーで売っているポテトチップスでさえ、手作り感が強くイモの味がしっかりしている。ポテチ好きはお試しあれ。

7位 【ミャンマーおでん】定番屋台です

串にささった内臓系おでん屋台、ヤンゴンやマンダレーのナイトマーケットやバスターミナルでよく見かけました。食べたい串を選ぶと、あつあつスープにくぐらせて出してくれ、たれをつけていただきます。ローカル屋台でしか体験できないと思うので、お腹に自信のある人はどうぞ。ちなみに私は大丈夫でした。

6位 【お茶の葉サラダ】食べるお茶に挑戦

お茶の葉サラダはミャンマーへ行く前からちょっと気になっていたんです。お茶の風味とナッツなどの食感が相まって予想通りの美味しさ。TOP10に入らないわけがないでしょう。ミャンマーでしか食べられない料理の1つです。レストランで食べられると思うので、試してみてください。

5位 【シャンヌードル】もっちり麺がやみつき

インレー湖でなんと合計4食も食べてしまったシャンヌードル。インレー湖のあるシャン地方のご当地麺です。私はすっかりもちもち食感にはまってしまいました。スープとサラダ(汁なし)を選べますよ。味はお店によってちょっとずつ異なります。

4位 【ミャンマーミルクティー】コンデンスミルクが決め手

食べ物ではありませんが4位にランクインしたのはミルクティー。ミャンマー人は街のあちこちで、いつでもミルクティーを飲んでいて、これは文化といって過言ではないです。「ベトナムコーヒー」が有名ですが、「ミャンマーミルクティー」という言葉も広まってほしい。ミルクティーと一緒に揚げパンやサモサをつまむのもおすすめです。

3位 【モンティ】マンダレー名物の太麺

3位はマンダレーのご当地麺モンティ。マンダレーに来るまでモンティなんて名前、全く知らなかったのですが、これも4回くらい食べてしまいましたよ。きな粉がかかっているのですが、なぜかたらこのような食感に感じるのは私だけ?麺が太いので、たらこうどん風?

2位 【ミャンマーカレー】油たっぷり?でも、うまし!

1位にするか悩んだヒンと呼ばれるミャンマーのカレー。油をたくさん使うので苦手という日本人もいますが、油のうまみがたまらないんだなぁ、と思ってしまった私。デブ街道まっしぐらかしら、と思いつつごはんのおかわりがしたくなってしまうミャンマーのカレーです。メインのカレーの他にたくさん小皿が出てくるのも楽しい。

1位 【モヒンガー】魚だしの国民食的ヌードル

堂々の1位はモヒンガー。モヒンガーは魚だしスープが特徴で、麺は米麺です。ミャンマーの人は朝ごはんによく食べ、国民的ヌードルになていますよ。屋台なんかでは、1杯食べ終わると、スープだけ注ぎ足してくれるのですが、その2杯目スープが絶品なのですよね。ミャンマーに行ったら、絶対にモヒンガーを食べましょう。

どこで食べればいいの?ミャンマー料理

ミャンマー料理を紹介してきましたが、衛生面が気になりますよね。1位のモヒンガーなんかは屋台飯のイメージがありますが、大丈夫なのでしょうか。私は約1か月間、何回も屋台で食べたのですが全く問題ありませんでした。しかし、桶にためた水で食器を洗っているのが現実です。お腹を壊す人もいるでしょう。

もちろん、ガイドブックに載っているレストランは安心ですよね。積極的に活用いたしましょう。ただ、1人旅の人はちょっと入りにくいというのが難点。

そんな私のおすすめはカフェです。カフェというか、ミャンマーはコーヒーではなく、紅茶文化なので「ティールーム」や「ティーハウス」と言った方が正しいかもしれませんね。ここに紹介するお店は、お食事メニューがとっても豊富&清潔、さらに外国人でも入りやすい雰囲気。1人旅でも入りやすいです。

ラングーンティーハウス…ヤンゴン

ヤンゴンのおしゃれなお店。ミルクティーやケーキがあるのはもちろん、モヒンガーやカレーなど料理も充実しています。ちょっとお値段が高めだけれど、安心して食べられます。近くにはおしゃれな雑貨屋「HLA DAY」もあるので、女子はぜひ行ってみてください。

Rangoon Tea House
住所:Ground Floor, 77-79, Pansodan Street, Lower Middle Block
営業時間:7:00-22:00
Googleマップ:https://goo.gl/maps/VFuc1t3VvqzZRTy48

ユニークマンダレーティールーム…マンダレー

マンダレーも負けていません。こちらはおしゃれなお店だけど地元の人率がかなり高いです。さらにお値段もお手頃価格。マンダレー名物モンティはもちろんミャンマーの国民食モヒンガーもあります。ユニークティーというこのお店のスペシャルミルクティーは、ミャンマー滞在中のベスト1の味だった気がしますよ。

Unique Mandalay Tea Room
住所:70th St, between 27th and 28th St, Mandalay,
営業時間:6:00-17:30
Googleマップ:https://goo.gl/maps/yAoEYbreDhJLepAr5

ミャンマー料理のまとめ

いかがでしたでしょうか。「ミャンマー料理」というと、全然イメージがわかなかった人も多かったと思いますが、なんだかミャンマー料理を食べたくなってきませんか?

ミャンマー料理はまだまだ、タイ料理やベトナム料理に比べて、日本での知名度が低いですが、濃厚なカレーからお茶の葉サラダやもちもち麺のシャンヌードルなど日本人好みのさっぱり系までバラエティが豊富、日本でも人気が出そうなメニューも多いです。(「ミャンマー料理」と検索すると、なぜか「ミャンマー料理 まずい」というキーワードも出てきやすいですが、そんなことありません。)

ミャンマー旅行の楽しみの一つとして、色々な料理に挑戦してみてください。私もまだまだ食べていないものがたくさんあるので、どんどん挑戦していきたいと思います。ミャンマーグルメを楽しみましょう。

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